七原俊也 経歴

1973年3月 大阪府立茨木高等学校卒業
1977年3月 京都大学 工学部 電気工学科 卒業
1979年3月 京都大学 大学院工学研究科 電気工学専攻修士課程 修了
1979年4月 (財)電力中央研究所入所 (〜2015年3月)
1984年8月 テキサス大学アーリントン校 客員研究員 (〜1985年8月)
2001年6月 東京工業大学 大学院理工学研究科 電気電子工学専攻 客員教授 (〜2005年3月)
2013年4月 東北大学 大学院工学研究科 電気エネルギーシステム専攻 客員教授 (〜2015年3月)
2015年4月 東京工業大学 大学院理工学研究科 電気電子工学専攻 教授

これまでの主要研究テーマ

  • 再生可能エネルギー発電の電力システムに及ぼす影響評価
  • 風力発電,太陽光発電の出力変動特性の分析
  • 分散形電源の系統連系技術の開発
  • 電力貯蔵システムの制御・運用・計画手法の開発
  • 電力システムの需給計画・運用・制御手法の開発
  • エネルギーシステムの分析

発表論文こちら



担当講義

  • 電力工学第一(学部3年)
  • 電力工学第二(学部4年)
  • 電力工学特論(大学院)

学生へのメッセージ

 電力システムは現代社会の基盤をなす重要なインフラであり,これまでに長い年月をかけて構築されてきました。一方,近年の電力システムを取り巻く状況は,太陽光発電や風力発電の大量導入,発送電分離等の電力自由化の進展など,大きく変わりつつあります。しかし社会の電気エネルギーへの依存度が高まってきていることを考えますと,品質が高く,安価であり,かつ環境に優しい電気エネルギーを供給することは現代社会の必須条件でもあります。
 当研究室では,このような状況下での新しい電力システム工学を確立すべく,太陽光発電や風力発電の大量導入の影響とその対策解明を中心課題に据え,研究を進めています。電気エネルギーに関わる将来の社会の一翼を担う新たな分野の開拓に興味を持つ意欲的な学生の志望を期待しています。